7.あなたとは、今日で終わり。

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運転中ーー。 華純「今日はいい天気ね。」 弘宣「そうですね。まぁ、さすがに海は寒いだろうけど(笑)」 華純「そうね、間違いない(笑)」 弘宣「でも、良いと思います。初冬の海。確かに寒いけど、それはそれで趣があると言うか。」 華純「おもむきぃ〜!? なに?芸術家気取りか!(笑)」 弘宣「そ、そういうわけじゃないですけど…(汗)」 …楽しい。 華純さんといるだけで、こんなに楽しいなんて。 そんなことを考えていると、シフトレバーに置いていた俺の左手を、彼女が握ってきた。 華純「弘宣さんって、意外に手が大きいわよね。私、結構好き。」 そう言うと、指を絡めてきた。 ドキドキドキドキーーー!!! 弘宣「う、運転に集中できません…!!」 華純「えっ、もしかして、ドキドキしてるの?」 ギクッーー! 華純「ねぇ、ドキドキしてるの〜?」 弘宣「し、してますよ!当たり前でしょう!」 華純「やだ〜! 弘宣さんのエッチ〜!」 弘宣「え、エッチって…! ち、違います!!」 彼女はゲラゲラと笑っている。 そんな彼女の姿を見たら、俺の心はとても満たされた。
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