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一話
机で帰る片付けをしていたら水季が話しかけてきた
「ねぇ来夢くん今日遊ばない?私と来夢くんときー
くんで」
よく遊ぶ三人のうちの僕の名前|久留瀬来夢くくるせ
らいむ)を
来夢くんと呼ぶのは水季だけだ
でも
「無理。また今度ね」
「あーまた唯さんだね?ほんっと碧唯さんのこと好きだよね来夢くん」
「べ、べつに碧唯はただの幼馴染だから…」
「本当かなあ」
「もういくねっ」
僕は速足で向かう。
僕の家の向かいにある一ノ世碧唯の家へ
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