精神がおかしくなった友達

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精神がおかしくなった友達

「カエデちゃん!!どうして、あたしを選んだんすか?!ひどいっすよ!!どうして、助けてくれって言わなかったんすか?!ねぇ?!」 カエデちゃんは、ブツブツとなにか言っている。 「…………たくないから」 「なんすか?!聞こえないっす!!」 「……………死にたくないの」 「はぁ?!どゆ意味?!」 「ワタシ、彼と約束したの……。友達を売ったら、延命させてくれるって……。そもそも、援交教えたウテナちゃんが悪いの……。ワタシがひどい目に遭ってるのに、遊んでるウテナちゃんが悪い。だからね?」 カエデちゃんは、息を整えて発言を続ける。 「大人しく食べられて?もう痛いの、嫌なの。彼とのゲームで身体で満足させたら、命が延びるんだ。だから、ワタシは悪くないの。だからね?ウテナちゃん、食べられて?お願いします………」 涙をこぼしながら言う。 「………もう、終わった?さて、友人に売られた、ウテナちゃん。最後の望みはあるかい?ある程度叶えてあげるよ」 「あっ……うっ……えっ……と」 あのカエデちゃんが、おかしくなった。優しい娘で、よく、一緒に勉強会もして、カラオケや、デパートで買い物したり、笑顔溢れる少女だったのに。 この殺人鬼が、カエデちゃんの精神を壊したんだ。 あたしも涙が出た。 「………く」 「何だい?」 「鬼畜!!あのカエデちゃんを元に戻せよ!!!!あの優しい笑顔を返せよ!!!!!」 「へぇ~。他人の事、心配するんだね。じゃあ」 殺人鬼の口調が変わる。 「死ぬか?クソガキが。大きな声出しやがって。防音対策してるから近所には聞こえないが、約束破った、テメェには、生きたまま、ゆっくり、殺す。いや、解体してやるよ!!!」 バシン!!と再び、鞭を打つ!!!! 「いっ、痛ーい!!!!や、やめて!!!!!!殺さないでほしいっす!!!!痛いっす!!!!た、食べないでくださいっす!!!!!!」 あたしは、パニックになる。 殺される!!!!!ど、どうしよう!!!! 周りを見る。ヒントがあるはずだ! そして、本棚を見る。 漫画があった。 「ひっ、ひっく、あ、あの……漫画好きなんですか?」 鞭が止まる。 「なんで?」 「その、漫画、あたしも読んでるっすよ」 「……フ〜ン?………最新巻見たか?」 「もちろんっす!!!あの、主人公達がバケモンから逃げるためにいろいろ考えて行動して、島から逃げたけど、隣の島も、バケモンがいて、日本に帰れなくなる話しっすよね??」 殺人鬼は、パァと笑顔を見せる。 「そうだね!!いや〜、まさか、読者がいるなんて思わなかった!!なに推し?」 おっ?人間の顔になった。これは当たりか? 「そ、そっすね。あっそうだ。その漫画、YouTubeで、期間限定で、アニメが始まるんすよ!見たいっすね!!」 「へぇ~!!そうなんだ!!いつ何だい?」 「えっ、えっと、そう、来週っす!!来週っすね!!」 「………見たい?」 「えっ?」 「………だから見たいと聞いてるんだけど?」 チャンスだ! 「は、はい!!見たいっす!!」 「そうかそうか!!良いよ。今、殺さないことにした」 「えっ?えっ?!ほ、本当っすか?嘘じゃないっすよね?」 「女の子には嘘は言わない。信じなさい」 「やったー!!本当っすね!!!」 「お、おう?嘘は言わないよ?」 よっしゃ!!延命出来た!!!!喜んで良いっすよね?? カエデちゃんの言葉を思い出す。 「身体を捧げて、満足させたら延命出来た」 この殺人鬼は、ゲーム好きだ。 肉体経験豊富な、あたしが有利だ。 慎重に言葉を選び、殺人鬼に言う。 「り、りょうすけさん?ゲーム好きでしょう?あたしとゲームしてくださいっす!!!」 「おや?なんのゲームかな?テレビゲーム?」 「あ、あたしと、SEXしてほしいっす!!り、りょうすけさんが、先にイッたら、あたしも、カエデちゃんと同じく、延命させてくださいっす!!!!」 「ほぅ?じゃ、ウテナちゃんがイッたらどうするの?」 「えっ、えっと、えっと!!殺さない程度に身体を痛めつけてほしいっす!!!!気を失ったら、終了なんてどうっすか?」 殺人鬼が、ひどい笑顔を見せる。 「クククッ!!アハハハ!!イイね~!!!そんな娘、初めてだ!!!だが、負けたら、罰を必ず受けること。約束出来るかな?時間はそうだな~。一時間でイカせたら、十日間生かしてあげる!!どうする?」 「やります!!!!」 そして、命がけの性行為をすることになった。
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