正当防衛

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 私の目の前で突然、人が刺された。  周囲の人々はパニックに陥っていた。    犯人は熊みたいな大男で眼光が鋭い男だった。  犯人は私にも向かってきた。    私は持っている鞄を冷静に渾身の力を込めて頭蓋骨を目掛けて振り下ろした。  鞄は犯人の後頭部にぶつかり、犯人が呻き声を上げて地面に崩れ落ちた。  警察がやってきて、犯人は私の攻撃で亡くなったことがわかった。  私は正当防衛で無罪になった。  本当は私が遊び半分で犯人に人を殺したくなる薬を飲ませたんだけど、誰にも気づかれなかった。
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