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学園長が出ていき寮内の緊張はようやく解けたが、
黄「で…翠川さん、?」
翠「ねぇ…?まさか僕が鏡役とはねーなんか意外じゃない?白雪姫の物語の、鏡っていったら、正直ものじゃん,だから僕になったのかな?」
黄「そうそう、それですよ、鷺さん!この中で一番うそつけなさそ…うって!!?ちがうだろ!!それよりもでしょう!!!」
話はすぐに切り替わり黄野の鋭い視線と声が翠川に、突き刺さる
翠「そんな!怖い顔しないでよーそのペットのような可愛いお顔が台無しだぞ!」
黄「…殺しますよ♩。^_^)」
翠「ひっ(‘◇‘)!!
黄「悟さんもなんかいってください!」
蒼「へぇ。こいつかわいー」
蒼井の腕の中に銀色の毛むくじゃらの動く物体
それは、蒼井に撫でられるたびにその身体を甘えるように蒼井に、こすりつけている
黄 (.゚ー゚)…。
唖然としたまま、黄野の視線は紫屋に同意を求めようとうごく
が、
紫「はぁ!?よりにもよってなんで俺が王子なんだよ、アンナ奴と、キ、きき、す‥なんてできるわけねーだろ////‥ばかじゃねーの」
『でも、雷獣一族の中、幻の一角を持ちうまれた、選ばれしトップ、紫戯様にしか向いてない職業です!その顔、そのルックス、そのお声!全てが王子様にふさわしい!』
紫「なんかそう言われるとうーん////おまえいいやつだな!!」
こちらには蒼井に抱かれてる物体より小さめの白色の物体が紫屋によって撫でられてる
黄「はぁ、翔さん…!どうにか‥」
紅「_:(´ཀ`」 ∠):…」
『まぁ、白雪姫という物語の主人公はそれはそれは素敵な世界一美貌の持ち主、紅夜様の美しい白い羽、ルビーのような美しい瞳 これ以上ふさわしい人材などいらっしゃりませんわ!!!全生徒での、アンケートの結果なら、貴方様を選んだのは、100も納得、このすねこすり一族も貴方様方の配下につけていただき、』
紅「美しい?そうか!これは生まれ持ったこの美貌のおかげなんだね!!よし!やってやろうじゃん。美しい白雪姫の役!どんとこいだ!!」
『あー紅夜様その粋です!ぜひこのこすりにもその美しさをお見せいただきたい!』
翠「という事で、みんなもこの子達もこんなに仲良しだし、気概もくわえないみたいなんで、この件についてはまぁ、学園には内緒ってことで、」
黄「じゃかましーわい!!なんでみんなそんな奴らと馴染んでいらっしゃるんじゃーい!!!!」
今までより一番大きい、黄野の痛快な怒声が寮内に響いた
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