幼目に映る闇、舞う金ノ羽根

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長い間の沈黙 空の色は真っ黒な、闇色から、徐々に明るみをましていた 蒼「さて、落ち着いたか?カズ」 黄「はい、」 紫屋の腕の中から、黄野は、ゆっくり顔をあげその足に力を入れ立ち上がる 蒼「夜があけてくると俺らの身体は徐々に元に戻っていく、ただ能力は昼間も力を少なからず持続しているようだ。純がそうだったように、」 紫「あぁ、足が以上に早くなってる夜だけじゃなく、昼間も、悟は気づいてたよな」 黄「そうなんですね、」 曇り顔が解けないままの様子の黄野に蒼井は、ゆっくり歩み寄ろうとした 瞬間振り切るように黄野の、瞳はキリリと切り替わる 黄「今は、今はやるべきことを考えましょう」 紫「…、カズ さすがだな」 蒼「その言葉待っていたぞ」 黄「はい!」 黄野はそう言いつつも片方の右腕をもう片方の手のひらがぎゅうとつかみ握る強さが、紫屋の瞳には、やきついていた 蒼「まずわ…」 周りを見渡す蒼井 床に広がる大きな先程の戦いでの爪痕は奇しくも嘲笑うようにその存在を光が差しこみ出した廊下に、際立させている。 もうすぐこの学園の生徒たちが登園してくる 紫「混乱させたくねーな 」 蒼「‥‥あぁ、。でもどうしようもない」 黄「生徒達が登園したら、間違いなく、大ごとになりますね」 (逃げてください‥‥) 蒼「ん?‥カズ何か言ったか?」 黄「…?いっいえ?‥」 紫「!!嫌カズの声じゃねーまた妖か?」 二人の耳に突如囁かれる声に紫屋と蒼伊は固まり,戦闘姿勢に入る キョロキョロと周りを見渡すが誰もいない すぐに紫屋は紅田を、抱き上げる 蒼「‥‥だれだ?よ、姿見せやがれ」 静まり帰る廊下にゆっくり姿勢わ保ちつつ三人は同時に後退り 妖化は完全に溶けかけている、今襲われたらひとたまりもない 緊張がバチバチに張り詰める空間
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