幼目に映る闇、舞う金ノ羽根

7/12
前へ
/12ページ
次へ
※※※※ バンっ!!!!! 蒼「…大丈夫か!?さき!!?」 紫「くたばってねーよな!」 黄「サキさん!!!」 寮のドアが勢いよく開くと雪崩れ込むように3人と、1人は部屋に駆け込む 翠「‥みんな!!!!」 蒼「さき!!!」 みんなの声に一安心したのか翠川の口元に小さな笑みがうかぶ 翠川の、無事を一目確認できた瞬間蒼井は、誰よりも早く翠川を駆け寄りその身体を抱き寄せた 翠「!!!!ふわわっ、悟さん?」 同時に部屋の以上な、散らかりようは、すぐに目につく 蒼「やっぱり‥ここにも‥怪我は?怪我はないか?さき」 翠「‥うんうんなにも‥ただ」 言葉を濁す翠川の様子にどうしたと蒼井は、顔を覗き込む その綺麗な翡翠色の瞳はいったんしっかり蒼井を捉えたあとすぐに、今度は黄野を捉えた 黄野は、すぐにそれに反応する 黄「なんですか!!鷺さん!!」 翠「ここって…ペット飼えるのかな‥」 『はぁ‥???』 3人の言葉が重なる 紅「‥ははっ‥ほんと、鷺は、‥くっ、面白いな」 突然、言葉を吐き出す今まで気を失っていた紅田の声。 紫屋は、自分の肩にもたれたままで笑うそれに気づくと肩越しに相手の顔を覗く 紫「おまえ目さめたのか!!!」 同時に蒼井と黄野も紅田に大きく反応を見せた 翠「!!!!翔ちゃん!!!」 みんなの困惑顔もどこ吹く風、その声に飛び上がり翠川は、勢いよく紅田に、駆け寄っていく 紫「あっ!ちょっ、あんまいま、翔は、けとあっ!!!」 紅「あっ!その勢いちょいやばっあっ!!!ふぅあ!!!?」 有無を言わさない翠川の特攻は案の定、翠川に、ダイレクトアタックをかます 同時に床へと、もつれるように紅田と、翠川は、床へと2人で身を沈めた
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加