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エリーゼの懐妊
何でこうなった?ダミアンは頭を抱えていた
僕は何をしているんだ?
いつも気がついたら、エリーゼと
自分の意志とは関係のないところで、何かがおこっている
僕の人生は破滅に向かっている気さえする
エリーゼの、懐妊はすぐに両家に伝えられた
なぜか月に1回、気がつくとエリーゼと
そしてエリーゼが、妊娠したと告げてきた
「は?」
ダミアンは驚いて、動きが止まった
エリーゼは気にする事なく
「旦那様、子供はどちらでしょうか?生まれるのが今から楽しみですね。私たちの子は可愛いでしょうね」
エリーゼの声は嬉しそうだ
ダミアンは複雑そうな顔をしている
リカライン公爵家、マクライヤー侯爵家、ファンカルゴ公爵家から訪問やお祝いが届く
エリーゼはとても幸せだった
大好きな旦那様、そしてその旦那様との子供
やっと旦那様と夫婦になれた気がする
『早く生まれてきてくれないかな。そうしたら、もっと私は幸せになれる。今から楽しみ』
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