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日常
学園に復帰することになった
兄様達と馬車に乗り学園に向かった
4ヶ月振りの学園に少し不安もあった
兄様たちは
「ミラーゼ、何かあったらすぐに言うんだよ」
「1人で平気か」
「無理なら帰っていいんだよ」
心配性の兄達は何度も聞いてきた
「大丈夫です。兄様ありがとうございます。何かあったらすぐに言います」
兄様達は、教室の前まで送ってくれた
教室に入ると、友人のカリーナが駆け寄ってきた
「ミラーゼ、会いたかったわ」
「カリーナ、心配かけてごめんなさい」
久しぶりの親友の笑顔に緊張がほぐれた
他のクラスメイト達も笑顔で迎えてくれた
ほっとした
『戻ってこれて良かった』ミラーゼは嬉しかった
その頃から、婚約破棄を知った貴族たちから、ファンカルゴ公爵家に多くの求婚書が届くようになった
沢山の贈り物と一緒に
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