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ミハイル
3人で椅子に座ってゆっくりとしていると、ルミナスが目の前の男性に声を掛けた
「ミハイル、何してるんだ?」
ミハイルと呼ばれた男性はゆっくりとこちらに近づいてきた
「ルミナス、パーティーはもう帰ってもいいだろうか?人の多いところは好きじゃない」
「ダメだろ。最後までいないと。表彰式もあるだろ」
ルミナスは苦笑いした
「相変わらずだな」
マルクスも苦笑いしていた
「ミハイル、紹介しておく。うちの妹のミラーゼだ」
「ミラーゼと、申します。兄達がいつもお世話になっております」
ミラーゼの綺麗な挨拶に、ミハイルは一瞬止まった
「ミハイル•マクライヤーと申します。お会い出来て光栄です」
ミハイルは前髪を長くしており、顔がよく分からない
「ミハイル、座るか?人が嫌ならここに居ればいい」
「それは助かる。もう疲れた」
それから、兄達とミハイルは談笑し始めた
ミラーゼも兄達の話を微笑みながら聞いていた
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