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妹への愛情
マルクスとルミナスは、すぐにミラーゼの異変に気がついた
「ルミナス、ミラーゼの様子がおかしい。食事もほとんど食べていない」
2人は深夜の会議を始めた
何かおかしい
ミラーゼがどんどん元気が無くなっている
「とにかく何が原因かつき止めなければ」
「誰かに何かされているのか?」
「ミラーゼが恨みをかうことはない」
「ダミアンか?」
「あいつならあり得る」
「最近、よくない噂を聞いた」
「何人もの令嬢と交際をしているという話か」
2人は可愛い妹を守ろうと誓った
次の日、ミラーゼの靴箱の手紙を発見する
『ダミアン様と私は愛しあっている。邪魔な貴方はすぐに消えて』
2人は、手紙を回収した
「何でこんな手紙が?」
「まさか毎日なのか?」
「ダミアンは何をしてるんだ」
「あんな奴に任せておけない」
「アイツのせいか?」
「ミラーゼが辛い思いをしているのに気がついてないのか?」
そして、ミラーゼの靴箱を密かに見張る事にしたダミアンの事も同じく
その日から、靴箱に入る手紙は兄達が回収していた
ミラーゼは手紙がない事にホッとしていた
この時は、自分の周りで起こる事に気が付いていなかった
そして兄達に守られている事に
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