妹の幸せ

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妹の幸せ

マルクスとルミナスは、ミラーゼが婚約破棄してから妹の幸せを探していた ミラーゼが望むなら、ずっと公爵家に居ればいいと思っていた ファンカルゴ公爵家はマルクスが 母が持っている、ラナカルタ侯爵家をルミナスが継ぐ事になっている 領地は少し離れているが、王都では隣同士にお屋敷が建っている マルクスとルミナスは、婚約者が決まっている ミラーゼとも仲が良く、2人とも実の妹の様に可愛いがっている そして、ダミアンを軽蔑していた ミラーゼの周りには、彼女を愛してくれる人が集まる ミラーゼは婚約者以外にはとても恵まれていた そんな最悪の婚約者ダミアンだったが、ミラーゼを愛していたし、大切にしてくれていた ただ、欲望の誘惑に勝てなかった 兄達は妹を大切にしてくれて、決して裏切らずずっと愛してくれる男性を探していた そんな時、ミハイルから相談を受けた 「ミラーゼ嬢がずっと好きだった。気持ちに気付いた時には、ダミアンと婚約していた。だから、諦めようと距離を置いていた。これからは、ミラーゼ嬢と一緒にいたい」 マルクスとルミナスは顔を見合わせた 「ミハイルは女性が嫌いなんだと思ってた。ミラーゼの事を…。そうか。」 「ミラーゼの気持ち次第だが、僕は賛成だ」
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