婚約者

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婚約者

ミハイルがファンカルゴ公爵家を訪れた日に、ミラーゼから 「ミハイル様、先日の婚約のお話ですが、お受け致します。末永くよろしくお願いいたします」 「ありがとう。必ず幸せにする」 ミハイルは幸せそうに微笑んだ 初恋が実った瞬間だった 「正式にファンカルゴ公爵家に婚約の申し込みをさせてもらう。ありがとう。僕を選んでくれて」 「私の方こそ、こんな私を選んでくださりありがとうございます」 次の日、マクライヤー侯爵家から正式な求婚書が届くと、ファンカルゴ公爵は受け入れ婚約が成立した その数日後、ミハイルが両親を連れて、ファンカルゴ公爵邸に訪れた 婚約式の打ち合わせなどの為だった 話はどんどん進んでいき、気がつくと婚約式は1ヶ月後 婚姻式は3ヶ月後だ 学園在籍中だが、貴族の通うここでは特に問題視されない 早く後継者を必要とされているからだった
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