幸せな日々

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幸せな日々

婚姻式の後から、ミラーゼはミハイルとマクライヤー公爵邸の隣の別宅で暮らしている ミハイルはミラーゼをとても愛していた ミラーゼもミハイルを愛している ミラーゼはまだ学園に通っているので、忙しい日々を送っていた 最終学年になり、卒業の為に更に忙しくしていた 一方、ミハイルも皇太子の側近として、忙しい日々を送っている そんな中でも、夫婦の時間は何よりも大事にするミハイルにミラーゼは幸せを感じていた そして卒業パーティーには、ミハイルとファンカルゴ公爵夫妻、兄達と参加した 兄達やミハイルがもらった、成績優秀者の表彰をミラーゼも受けた 「やっぱりミラーゼも表彰されただろ。言った通りだ」 マルクスが自慢気に言う 「僕たちの妹なんだから、当たり前だけどな」 すると、ミハイルも負けずと 「僕の妻だからね。当たり前だよ。ミラーゼは優秀だから」 『恥ずかしいのでやめてほしい』ミラーゼは俯く パーティーが終わる頃、ミラーゼが体のだるさを感じた 「ミハイル、何だか体調が悪いの」 「大丈夫か?すぐに帰って医師に見てもらおう」 と、慌て出した ミラーゼの両親達も心配だからと一緒に帰った 邸に着くと、医師が待機していた 『いつの間に、手配したのかしら?』 ミラーゼはミハイルの行動の速さに驚いていた
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