愛娘エリーゼ

1/1

401人が本棚に入れています
本棚に追加
/145ページ

愛娘エリーゼ

「ミラーゼ、ありがとう。こんな可愛い子を生んでくれて。体は大丈夫か?ゆっくり休んで」 そう言って抱きしめた 目を潤ませて 次の日、名前を2人で考える 「エリーゼはどうだろうか?ミラーゼと似てて良いと思うんだ」 「素敵な名前ね。私もいいと思うわ」 「そうか。エリーゼ、僕たちの可愛い娘。この先が心配だ。ミラーゼの様に色々な男に狙われるだろう。でも心配はいらないよ。僕が守ってあげるからね」 早速、親バカぶり全開である 「…」 ミラーゼは困った顔で微笑む 「それにしても、ミラーゼそっくりだね。ほんと可愛い」 「ミラーゼが2人になったよ。僕は幸せ者だな」 エリーゼとミラーゼを交互に見て 「本当に幸せだ」 と、喜んでずっとエリーゼを抱っこしている 『疲れないのかしら?』ミラーゼは思う それからのミハイルの溺愛ぶりはすごかった エリーゼを抱っこしているミラーゼを、2人まとめて自分の膝の上に乗せて愛でている 「あー。仕事に行きたくない。ミラーゼとエリーゼとずっと一緒にいたい」 そう言いながら、渋々仕事に向かう ここまでとは ミラーゼはミハイルの愛に幸せを感じていた
/145ページ

最初のコメントを投稿しよう!

401人が本棚に入れています
本棚に追加