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ミハイルとダミアン
エリーゼはついに夜会でダミアンを見つけた
急いで駆け寄る
「モンテルロ様」
声をかける
「やっとお会いできました。両親も一緒にきています。ご挨拶させてください」
「お礼を言われるほどのことはしていない。大丈夫だ」
「ご両親にもそのように」
そこへ
「父様、こちらが何度も助けて頂いた、モンテルロ様です」
「エリーゼの父、ミハイル・マクライヤーと申します。2度も娘を助けていただき、ありがとうございました」
「ダミアン・モンテルロと申します。当然の事をしたまでで、お礼をいわれるようなことではありません」
ミハイルとダミアンは、お互いを警戒しているようだった
エリーゼだけが、ダミアンと会えたことに喜びを隠せないでいた
その日のパーティーは終わった
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