相談

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相談

エリーゼはダミアンに会う機会を増やしたかった 自分の気持ちを打ち明けたのだから、あとはダミアンに興味をもってもらわないと、話にならない 家族も、あまり応援してくれない それどころが、反対のように感じる 『やっぱり、年の差なのかしら?モンテルロ辺境伯様はおいくつなのでしょうか?』と、真剣に考える しかし、答えはでない 『母様に相談してみよう』 「母様、モンテルロ辺境伯様が好きなんです。どうしたら、いいでしょうか?おいくつなんでしょう?」 「…。そうなのね。モンテルロ様は、父様と同じ年のはずよ。いくらなんでも、年上過ぎると思うのだけど」 「母様、好きになるのに年齢は関係ありません。貴族の政略結婚では、良くある事ですし」 「確かにそうね。でもね、エリーゼには同じくらいの年の方と幸せになって欲しいわ」 と、母様は悲しそうに微笑んだ 「母様は、反対ですか?」 「エリーゼが好きになった人だから、叶うといいとは思うけど、私と年が近い人だと思うと複雑だわ。人生を共にするのは大変だから。エリーゼが早くに1人になってしまうでしょ?」 「そうですね。でも、一緒に居たいんです」 「そこまで想っているのね。モンテルロ様が同じ気持ちなら…」 複雑な心境になる 娘には幸せになって欲しい ここまで好きなら、その人と結ばれて欲しい でも、ダミアンは…
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