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ダミアンの気持ち
数日後、フィーナ姉様から、連絡があった
「ミラーゼいらっしゃい。呼び出してしまってごめんなさいね」
「マルクス兄様、フィーナ姉様、お邪魔します」
「早速だけど、ダミアンと話をしたんだ」
マルクスが話始めた
「ダミアンは、やはりエリーゼの事を恋愛対象に見ていない。そして、少々迷惑しているらしい」
「好意を寄せてくれらのは、嬉しいが全く興味がないと言っていた」
「そうですか…」
「ミラーゼ、ダミアンはエリーゼにキッパリ断るそうよ。今までもやんわりと断っていたみたいなんだけど、全く伝わらなかったみたいで。さすがに、これ以上は相手出来ないと」
「そうですね。断るなら早いほうが、エリーゼの気持ちも落ち着くでしょう」
「ごめんなさいね。お役に立てずに」
「いいえ。マルクス兄様にもフィーナ姉様にもご迷惑おかけしました。ありがとうございました」
少しお茶を飲みながら、雑談して公爵邸を後にした
ミラーゼは更に、沈んでいく
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