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親として
ミラーゼと、ミハイルはエリーゼの事を話していた
「エリーゼは絶対に諦めないと思うわ」
「例えそうであっても、絶対に認めることは出来ない」
「…」
「ミラーゼは賛成なのか?」
「分からない。エリーゼには好きな人と幸せになってほしい。でも、ダミアンの事はまだ信じられないの」
「僕はね、ミラーゼを裏切ったダミアンを絶対に許せない。1度裏切ったんだから、また同じ事をするかもしれない。そんな奴に、娘を預けられるはずがない」
「そうよね」
「だから、反対する。エリーゼの幸せの為でもあるんだ」
「わかったわ。ミハイル、ありがとう」
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