ダミアンへの誘惑

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ダミアンへの誘惑

母の心に大きな傷を残している事も知らずに、エリーゼは、ダミアンの元に向かった 「母から、婚約破棄の事を聞きました。モンテルロ様は母をまだ愛していらっしゃるのですか?あなたを捨てて、他の男性と結婚したのに」 「…」 「モンテルロ様は、母のどこが好きなのですか?」 「…」 「母と私はよく似ています。母の代わりに私と結婚してください。そうすれば、モンテルロ様は、愛している人の血を引いている私と。私は1番好きな人と結婚することが出来ます。そして、母と縁続きになれます。いい事だらけでしょ?」 「…」 エリーゼは自分がダミアンと一緒にいれることしか考えてなかった 自分の想いを押し通している子供だった そして、ダミアンもエリーゼの誘惑に誘われてしまう 『ミラーゼの近くにいられる』その事に心が揺れてしまう それほどまでに、ミラーゼを愛していた
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