妻(ミハイル目線)

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妻(ミハイル目線)

ミラーゼはエリーゼと話をした後、更に様子がおかしくなってしまった 「私のせいでいつも周りが不幸になってしまう…。私は消えた方がいい…」 ミラーゼは落ちる一方だ 原因は、娘に何か言われたらしい なにかあったのかと聞いても、ミラーゼは話の内容を教えてくれない せめて気を紛らわそうと 「ミラーゼ、一緒に庭の花をみにいこう」 「はい」 2人で庭を歩く 「綺麗ね。ミハイル」 「そうだね。ミラーゼは花が好きだからね」 「2人でずっと一緒にいたい…」 ミラーゼがボソッと呟いた 「勿論、ずっと一緒だよ。僕はミラーゼを愛しているからね」 「…ありがとう、ミハイル。私も貴方を愛している」 そう言って、微笑んでくれた その姿を見て 少しずつミラーゼが良くなっていると思った しかし、ミラーゼが無理をしているだけだった その事に気がついていなかった もう何年も一緒にいるのに
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