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だけど、その後。
ククルンは結局、私を泊めてくれて、友達まで紹介してくれた。
その友達のヤスは、ククルンとは真逆でコミュ力高めで、朝方までヤスと話が盛り上がり。
楽しい一夜を、過ごすことが出来た。
気づくと、ヤスもククルンも眠っていて、私は、2人を起こさないように下の店舗へ行き。
お気に入りの、天使の片翼を手に取り、朝陽に向けてみた。
「うわっ!なに、これっ」
店内で見てる時とは、比べ物にならないくらいキレイ。
キラキラと光を受け、いつもとは違った、輝きを放つ片翼。
いつまででも、見ていたい光のアート。
ククルンは絶対、天才だよね。
こんな素敵な物や、あんな綺麗な作品を、作っちゃうんだもん。
「これ、欲しいなぁ」
思わず口に出してしまうほど、本当に欲しいと思った。
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