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夢
「お姉ちゃんっ!!」
そう叫びながら私は飛び起きた。私は泣いていた。
私には兄弟も、姉妹もいない。なのになぜ、"お姉ちゃん"と言ったのだろう?
両親に聞いてみると、私は双子だったらしい。
でも生まれてすぐ、姉にあたるもう一人は、体が衰弱していって亡くなってしまったことを言われた。
きっと私は、その亡くなってしまった姉と話していたのだろう
「ありがとう。これからも見守っててね、お姉ちゃん」
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