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この薄暗い一本道を彼氏先頭に、私、ボディガード、ボンとパーティーを組んで順番に進む……うん!? ボンお前はいつ来た!? まぁ、いいか。いつものことだっっっ! もう考えるだけで怖くなるので割愛だっっっ……
よくもまぁ、こんな道ずかずか歩けるな……彼氏さん。ある意味あんたが最強だよっっ!
「ねぇ、まだ遠いの?」
「いや、もうすぐだよ……あと十分くらい」
「そうなの?」
──そうですかっ? そうですかっ あんたの十分は私にとっちゃ永遠に感じるんだよっっ!──
周りを取り巻くように何かがあちらこちらからこっちを見てる。しかし、ボディガードとボンは怖い形相とフゥーフゥー鳴きながら睨みを利かせている……多分。怖いから振り向かないけど。
この道は獣道か? 蛇が……狸が……狐が……幽霊が? ……狼が? ……熊が? ……妖怪が?? ……。
もう余計な突っ込みは無視しして突き進む。言っときますが支えられてます。ボディガードに……。
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