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ーーおかしいな……ひま胸がーー。
「ごめんね、くーちゃん……ひま、本当はーーーー男の子、なんだ」
「ええっ?!」
ーー気づかなかった。どうりで胸のふくらみがないなと……。
「シーラ知ってたの?!」
「ああーーうん……有名だしヒュウガ」
「そうなの?!あ、ごめんすぐどくからっ」
驚きでひまの身体の上に乗ったままだったクロハは慌てて離れる。
「あ、ちょっと待って」
「へ?」
空いていく距離をひまは再び詰め、クロハの頬に口づけた。
「仲直りするんだよ~~」
太陽のように明るく笑いひまは去っていく。
「ちゅーされた……」
「あのヤロウ……っっ」
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