仲良くなった

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「ク、クロハ……?」 「クロハの友だちと仲良くしてくれないなんて嫌いっ!」 「…………っ」 クロハはそっぽを向きむくれる。一方シーラはショックを受けへなへなと座り込んでしまう。 「くーちゃん、こんなのほっといてひまと遊ぼ?」 「そうだね」 ひまとクロハは手を(つな)ぎその場から離れた。落ち込んで動かないシーラを置いてーー。 「やっちゃった……」 「くーちゃん?」 シーラから離れ暫く。クロハは自分のやらかしを早くも後悔していた。
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