着いて焼き鳥

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着いて焼き鳥

 あー。無駄に疲れたわ。  五火神焔扇で方方焼きまくった田所紀子は、バサバサ飛んできた生き物を見て、えらいイラッと来ていた。 「AhYO!よく来たYO!姜子牙ニにスープー久しぶりだYO!一緒に飛びてえYO!」 「――白鶴。主はもう」  さてどうしようか。このキャップ被った馬鹿は。  そして、紀子はキレた。 「ほんっとにこいつ等どいつもこいつも。おい。お前のライムがどう具体的に私等のバイブスを沸かすんだ?それより五火神焔扇で、お前を焼き払うのとどっちがお好みだ?」  静也は、血走った目で白鶴童子に詰め寄る、日本の象徴を目撃していた。 「Ah!おっかねえYO!って待ってええええええ!今日は焼き鳥とか、ボソッと呟くのやめてくださいよう!ええいこんなもの!」  2パックって書いてあったキャップをかなぐり捨て、白鶴は言った。 「姜子牙!元始天尊様を何とかしてください!あいつ等もう終わってますよ完全に!ああ楊戩様!玉鼎様は今日も1日シードルをラッパ飲みして、しょうもないブログのいいねを日がな一日待ちわびてます!弟子ならどうにかしてください!どいつもこいつも酷えYO!そちらの日本人は何でしょう?Ahシャバでサツ撃てJKまるでAK!風吹きゃスカート捲れてパンツ丸出しイエア!」  ブチ。  白鶴はボーボー燃えていった。
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