【完結】甘党機動隊🚨

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午後8時55分。 ギリギリだ! あるか?! あってくれ! 俺は、祈りながら、メダカスーパーに駆け込んだ。 閉店間際の小さなスーパーは、もう店じまいの準備をしている。 俺は、入ってすぐに、デザートコーナーに走った。 あ! あった!!! 俺の愛して止まない、フルーツプチパフェ、、。 だが、一つしか残ってない。 俺は、いつも二つ買うことにしている。 なぜなら、一つだけだと、俺が食べていると、おさないくんに、バレるからだ。 こんなゴツい体で、甘党なんて分かったら恥ずかしい、、。 おさないくん、、。 ああ! 俺のプチパフェと同じくらい愛して止まない、スーパーの店員のおさないくん、、。 名前は、たぶん、小山内だと思うが、胸の名札には、『おさない』とある。 そして、そのおさないくんは、その名の通り、可愛い童顔のイケメンである。 年は、スーパーのバイトだから、大学生ではないか、と思っているが、本当は、個人的なことを話したことがないから、分からない。 もし、おさないくんが、見た目通りだったら、俺は、不純異性交遊になって、仕事を懲戒免職になってしまう。 いや、異性ではないが、そんなようなものだ。 なぜなら、俺は、警視庁機動隊員だからなのだ!
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