プロローグ

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プロローグ

かつてこの世界には…(Lucifer)(Beelzebub)(Astaroth)と呼ばれる悪魔が存在した。彼らは数万年前の戦いで神々により封印され(Cardinal)の奥深くへと幽閉された。そして世界は平定し5万年の平和が訪れた。 それから数千年が経ったある日…1人の赤子がこの世界に生を受けた…。クランベルク十代目当主の血を引くその赤子の名は「クルセ・バンディット・クラウン」西方の地を統べる…賢皇にして…ドラゴンの力を持つ…不変の存在。 やがて…全てに絶望した青年は《黙示録》の《欠片》の力によって暴走し地平線の果てに存在した全ての生物を死滅させた。その時の波動は大陸全土を咽み込む程に強大で…絶大であったが…ただ1人…生き残った者が居た。 青年の《名》は「ヴァン・ハーネット・クラウン」これから話すストーリーは… ヴァン・ハーネット・クラウンが失った記憶を取り戻す為の物語。長く長く終わりの見えない物語。そして(Lucifer)(Astaroth)(Beelzebub)が長い《眠り》から覚めるまでの《序章》の《物語》である。
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