第2話「黙示録の欠片」

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その姿はまるで…深い音色を奏でる天使の様に妖艶でそれでいて儚げだった…そして…聖女の皮を被った殺戮の女神はこう語り掛けるっ!!?「ウッフっ(笑)!!?キレイな目をしているのね?」 ??「だけど…もう遅い…」ドクン…ドクン…ドクンという音が3回なって…ブリキの兵隊たちの 動きが静止する…消えた記憶と白く染まった髪…そして…あの日見た少女の面影を探して詩を詠う青年は何処までも紅黎く聡明だった…そう?消えた残思の欠片を映す様に…水面に揺れる花びらは ミルフリアと呼ばれた青年の…深い過ちを映し出していたのかもしれない…少し前の事であるっ!!?何処までも暗い空の下を歩いていた…青年は…怪訝な表情を浮かべて空を眺めていた… 何故なら…後ろで喚き散らしている…男たちの声がうるさかったからだ…??「だからあんたが悪いんでしょーがっ!!?良い?これも全部あんたのせい?姫さまと逸れたのだって…」
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