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「は……?」
桃花の発言に秋夜はもう知ってるのかと驚く。
後ろにいた友達達も今の発言を聞いてどういうことだと思う。
「は?じゃないでしょう。あんた、一昨日巴に振られたでしょう。それなのに、なんで応援なんか来てんの?付き合ってるときは一度もこなかったくせに」
振られた、その言葉を聞いた女友達達は「え?秋夜振られたの?」「てか、一度も応援にきたことないのに振られてからくるってやばくない?」とドン引きして、さっきの巴の行動を非難していたのを忘れ、可哀想と擁護し始める。
「クズはクズらしくしてればいいものを。なんできたの?あんたみたいなクズに巴は勿体無いわ。わかったら二度とこんな馬鹿な真似はしないでね」
桃花は言いたいこと全て言い終わると巴と楓のとこへと向かう。
芹那も一緒に。
本当は芹那も秋夜に一言言ってやろうと思ってここにいたのだが、桃花に全部言われたので言うことがなくなった。
でも、桃花のお陰で秋夜の間抜け面を見れてスッキリしたので良しとした。
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