『深夜未明の鬼ごっこ』

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『深夜未明の鬼ごっこ』

「真宙っ!新しい七不s…))」 「はいはい」 「今日は七不思議のほかにもあるのに……真宙のケチ」 「はいはいで何?またあの女子から聞いたの?」 「今回はね違うのッ!!教えてくれた子箱名井八夜(はこないやよ)くんを連れてきた!!やよくん入ってきてー」 「はいっ」 そこに来たのはセミロングの前髪が長い漆黒の髪の女子…?だった 「あ…真宙。やよくんは男子だから」 ていうかやよくん呼び… 俺…七不思議とか呪いより遥のコミュ力が怖い… あ…で七不思議ッ 「遥、今回の七不思議は?」 「あっそうだ。今回はね『深夜未明の鬼ごっこ』だって」 ん? 「遥ルールーは?」 「それはやよくんから~」 「ルールは3人以上で夜中の24時から七条学園の中で鬼ごっこをします。 鬼に捕まったら負けです」 「それだけ?」 「はいッ」 てか…学校の中って…北校舎、南校舎、中校舎、旧校舎…?多いわw 「今日やろっうか」 「3人目がいないじゃん」 「いるじゃん箱名井さん」 「あっそうだった」 連れてきた本人が忘れてどうするの… 「遥、箱名井さんいつもの場所ね」 今回は夜の七不思議だからま真面目に授業を受けた…めんどい… 時間は24時 「遥、今日は遥がやってよね」 「俺、怖いんだけど…しかも俺封印じゃなくて滅殺なんだけど…」 「大丈夫大丈夫俺の封印も一生出てこれないから同じようなものだよ」 「わかったよぉ…」 「箱名井さんも参加してくれたら動かなくていいから」 「はっはい」 カチッ 「遥。日が明けた。いくよ」 「はーい…」 「中校舎な」 ここは旧校舎3階男子トイレの一室 そこから遥と中校舎まで走る そして 「鬼さん鬼さんこーっちらっ!!」 と遥が叫んだ ドスドス 来た… 「遥!!異能の準備!!」 「了解!!」 とズボンのポッケからくしゃくしゃになったお札を取り出した 「なんでくしゃくしゃなの?」 「わからない?」 遥が目をつぶった ドスドスドス お札をもって目を閉じていた遥が 「来たっ!!対異界結界展開!!」 遥が叫んでもう1枚お札を取り出して 「対異界用!!暴風雨雷!!」 でたぁ…遥の十八番(おはこ) 人間には害がなく異界のものにのみ効果がある攻撃 ざぁーーー 「わがっがが……………」 「お、おわったぁっぁぁ」 「お疲れ。遥」 「ありがと。あ、結界解除」 「じゃあ旧校舎に戻ろう…」 「あーそーだ真宙。また俺のお札作ってね」 そっか今日ので在庫が切れたか…でも 「えーいやだ」 「なんで!?」 「めんどくさいから」 「もう俺七不思議と戦えない…」 あーそれって俺一人で行かないといけなくなるのかな? それはいやだ… 「作るって」 旧校舎に戻りめんどくさいから学校で仮眠をする そしてまた1日が始まる 4つの七不思議を祓った(※封印or滅殺 明日…今日もどんな七不思議に出会うのだろう…
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