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〜宝〜
身体は繋がるのに、
ココロ ハ ツナガラナイ
いつも、如月が言う言葉に、正直俺は戸惑っていた。
こんなにも好きで、側に居たくて、殆どの時間を一緒に過ごしてる。
「時間は命だね」と如月が言う度に、俺の人生はおまえに消費しているものだと考えているのに…
ココロ ハ ツナガラナイノカ
身体に感じる重みと息遣い、匂い、リアリティの全て。
「明日はオフだ…もっと…もっと乱暴にしろ」
如月は黒い髪を掻き上げ、目を細め俺の腰を掴む。
「…この淫乱」
毒を吐かれ、俺の下半身は熱を持つ。
イカれた朝のSEX。
陽が落ちるまで、俺を犯せばいい。
如月に
ココロ ガ ミエルマデ
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