そのほくろに魅力アリ

1/5
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
夢の中 もやもやの中に何の変哲もないほくろが けんじはそのほくろをひたすら追いかける 『まって!まってくれー!俺の理想のほくろ〜』 必死に追いかけるがなかなかつかまえることができない そして、だんだんと宇宙(そら)の方へと消え去るほくろ  あまりのショックに叫びながら目を覚ます すると、強烈な痛みと音がけんじともう一人を襲う ゴツーン∑✹ ???『いったぁー、何なのよもー』 けんじ『でこがいってぇ、なんだぶつけた?ってあかり、なに人の部屋勝手に入ってんだよ!たくっ』 あかり『うっさいわねぇ。おばさんに起こしてきてって頼まれたのよ!あーもぅ朝から最悪』 けんじ『それはこっちのセリフだ!なんで朝っぱらから痛い思いしないといけないんだよ』 こいつの名前はひじょうあかり 家が隣どうしのいわゆる幼馴染というやつだ ちなみに、こいつは俺が大好きなほくろが一切ない なんとも魅力を感じない女だ ほくろがあれば多少はいい女なのだが まぁこいつは俺が夢にまで見るほくろの持ち主ではないだろう ⇒
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!