ラッキー☆スケベ

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「とりあえず、パンツはけ」  わあわあ言ってる拓馬に俺はパンツを渡した。本当にどうしようもないな。 「ごめん、勇次」  拓馬が言う。 「勇次をオカズにしてごめん」  しょぼくれた顔して言うことがそれかよ。 「オマエ……お前の妄想では俺が突っ込まれてるのかよ」  俺が低い声で言うと、拓馬はえへらっと笑って、「それしか考えてなかった」と言いながらパンツをはいた。 「バカだな、俺はオナホじゃねえぞ」  俺が言うと頷いて、「わかってるよ。オナホでするのはオナニーで、勇次とするならセックスだろ?」と言う。 「そんなバカなことばっか言って、早く準備しないと大学遅刻するぞ?」  俺が拓馬を蹴ろうとしたら、脚にキスされた。  本当に拓馬はばかだ。  
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