正体

6/6
前へ
/189ページ
次へ
 びっくりして顔を上げたら彼の顔が近づいてきた。    目をつむるとキスされていた。  息をしたらすぐに深いキスになった。  チンという音がして、ドアが開いた。    すると、私の手を引いて、奥の部屋の前まで来ると、カードキーを入れてドアを開ける。  押し込められて、またキスされた。  身動きひとつできやしない。    一度離れたがまた、角度を変えてキスをする。  腰が砕けてずるずる下がる私を足を入れて拘束する。    私はなすすべもなく、彼に堕ちた。
/189ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3409人が本棚に入れています
本棚に追加