プロローグ

1/1
前へ
/12ページ
次へ

プロローグ

僕は夢を見ていた。 僕の髪を風が撫でる。 何故ここに居るのかも。 僕が誰だったのかも思い出せない。 …唯一覚えている。 誰かが語った。 「御伽噺」 いつだったっけ… どこだったっけ… ……思い出せない。 ただ、この御伽噺が 僕のことを導いてくれる。 そんな気がした。 ここは僕の世界ではない。 そう思うのに どこか懐かしかった。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加