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貧相の身体で馬体も良く無くてあまりグルーミングもされていない。
店主は、残念そうに視線で「血統書は、有るのか?」「そのへんで捕まえた野良馬だからなあるわけが無い」
「そうだろうな、ならこんなもんだな」
そう言って茶色いコインを2枚取り出し目の前で見せて渡した。
受け取り。
「え?そんなに安いのか?」
「血統書が有れば銅貨5枚にはなったが血統書無いならこんなもんだ」
ブランケットの色味が垂れ下がる生地を掴んで品定め。
「仕方ないか」
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