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黒いサングラスの下
ダッシュボードから真っ黒なサングラスを二つ取り出しそれぞれかける。
「欲しいって言ってた鞄ってこのあいだのあれだろ?」
運転しながら助手席に視線を寄越すとそのサングラスの下の目がスカートの裾の太ももの辺りを見た。
左手がゆっくり延びてくる。
「うん…」
今は店長と店員じゃない。
「じゃああとでめし食ったらそれ見に行こうか。その前にちょっとだけ…」
その手が太ももをまさぐる。
ちょっとだけ…。
前方には見覚えのある派手な装飾の建物が見えてくる。
車はウインカーを出し、その建物がまるで真っ黒な口を大きく開けて待ち構えているかのような薄暗いそこに吸い込まれていく…。
隣でさっきからもうすでにはち切れそうになっている彼のズボンの中の昂りを私はベットで迎え入れ欲を満たしてやる。
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