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「あんたバカ?」
「すみません」
「体力無ければ耐久力も無い、根性も覇気もメンタルもダメ!それ故に学力も低いってどういうこと!?」
「はい、すみません。その通りです」
「それでよく入隊しようと思ったわね!」
「だってヒーローってカッコイイじゃん!勇者パーティとか、戦士とか、能力者とか、天才とか!困っている人に駆けつけすぐさま人々を救い、瞬くは世界のヒーロー!男のロマンだよ〜」
「そのヒーローの器も」
「ゔっ!!」
「勇者パーティに入ってくれる人脈も」
「あ"っ!!」
「身体能力高い戦士も」
「お"っ!!」
「授かった能力も」
「グッ!!」
「頭脳明晰ほどの天才でも」
「ガッ!!」
「困っている人がいてもその場で立ち尽くすばかりで見て見ぬ振りの」
「コッ"!!」
「バカで、貧弱で、弱くて、マヌケで、小心者で、何1つ良い所がないあんたが戦隊学校にね〜。世も末だわ」
「グサッ!!」
「まっ、入隊出来るのならいいんじゃない」
「えっ?」
「試験に合格したらいっていいって言ってんの。学費くらい稼ぐから」
「母さん!」
「でも合格出来ず、一般の学校すらもいかないっというのなら殺すから!私がこの手で!」
「わっわかったから!その手を降ろして!浪人はするなってことでしょ。戦隊学校の試験が先だから流石に一般学校は落ちる事なんて...」
(チラッ(赤点のテスト))
「がっ頑張りまーす!」
「はぁ。確かに一般学校より戦隊学校の方が学費やその他の金額は桁違いだけれど、卒業して親孝行出来る立派な大人になるならなんだっていいわ。稼いで来るのお父さんなんだから!」
「父さんの扱い」
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