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アタシは、バトルアックスを引きずりつつ
戦士仲間の男に、無理矢理…酒場から連れ出されて…
マジックマップの、テレポート機能で
ミノタウロフォレストへ、転送された。
戦士仲間の男は大剣を振り回し
アタシを置いて、ミノタウロスを探しに
森の奥へ、勝手に進んでいく…
それから少しして、戦士仲間の男が
進んだ方とは反対側から、声が聞こえてきた。
??
「どうした、貴様の力はその程度か?」
茂みに入り、声がする方に進むと
見知らぬ男性が、ミノタウロスと
取っ組み合っていた!
アタシ
ソルディア・ミレイ
「うそっ!ミノタウロスを
な、投げ飛ばしちゃった!」
ついつい、茂みから出て…
その場に近づいてしまった。
??
「…この程度で、投げ飛ばされるとは…
魔王戦に駆けつけた時、新密度をあげてくれた
”彼女“のためにならんではないか!」
あ…こっちに気づいた!?
??
「…貴様は…」
近づいてきたけど
こ、このお方はいったい…
アタシ
ソルディア・ミレイ
「ぁえっと…
あ、アタシ…アタシは
ソルディア・ミレイよ。」
見知らぬ男性は、フッと笑った!
闘牛王
(人姿)
シュティウス・ツォフォル
「おお、貴様が…我の可愛い配下達と
新密度をあげてくれている、ソルディアか!
おっと…初めましてだな
我は、シュティウス・ツォフォル
ミノタウロス達を統べる者だ。」
ということは、この人が闘牛王…!?
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