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🦬闘牛王🦬
アタシ
ソルディア・ミレイ
「気を悪くしないでほしいんだけど…
アナタ、ほんとに闘牛王なの?
だって、どうみても人間だし…」
シュティウスは、フッと笑う。
闘牛王
(人姿)
シュティウス・ツォフォル
「この姿は、我の仮の姿…
本来の力を制御するためのな。
この、銀の首飾りに
練り込まれている、節制の魔石が──」
森の奥から
「ひゃっほーい!
ミノタウロス、狩り放題!
ヤキニクも、食べ放題だあああ!」
シュティウスの眉間にシワがよる…
闘牛王
(人姿)
シュティウス・ツォフォル
「奥で騒いでるバカは誰だ?」
こちらに顔を向けて来た!
アタシ
ソルディア・ミレイ
「あ、そいつは…
アタシの仲間なんだけど
ミノタウロス達を襲うの止めさせてくる。」
アタシは声がする方に、向かおうとしたんだけど…
銀の首飾りを突然、渡されて
持っていた、バトルアックスを落としてしまった!
闘牛王
(人姿)
シュティウス・ツォフォル
「我が行く、この首飾りを持っていろ。」
シュティウスは、ズボンを
脱ぎ捨てながら森の奥に歩いていき
少ししたら、その体が巨大化して…!
アタシ
ソルディア・ミレイ
「ウギャアアアア!!」
ちょ、ちょっと、デカすぎっ!
闘牛王
(本来の姿)
シュティウス・ツォフォル
「モォオゥッ!フンッ…」
その時、森の奥から
戦士仲間の男が出てきた!
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