白と黒の魔法使い

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「彼は一体?」 「彼も魔法使いだよ」  きゅーたんがささやく。きゅーたんとは私が名付けた名前で実際の名前は人間には、発音できないらしい。そのため、きゅーとなくからきゅーたんと名付けた。 「危なかったね白子」 「うん。本当」  そして私はきゅーたんと帰っていった。  翌日、学校に行くと、同級生の男の子と目があった。 あっ! 「彼だ…。なんで気づかなかったんだろう」  それは同級生、黒波健人くんだった。黒いローブを着ていたから気が付かなかった。 「まって!話したいことがあるの」 「えっ」  そして放課後になる。
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