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ヴィルもそう言うところはすごく察しがいいと言うのか…
「はい、アリシア大丈夫か?」
ヴィルはきゅっと眉根を寄せてアリシアを見た。
「ええ、大丈夫。だって祷りをするだけなら今までして来たことだから、ありがとうヴィル」
「いいんだ。じゃあ、俺は別の部屋で待ってるから」
そう言うと部屋の扉に向かう。振り返った顔はやはり少し心配そうだ。
「ヴィル、いろいろありがとう」
「こっちこそ、大司教話が終わったらアリシアを休ませてやってもらえますか?今日は疲れてると思うので」
「ああ、そうしよう」
ガイルはもちろんと頷いた。
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