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ジャスティス・ブルー
「キャー、ブルー。助けてェ!」
またピンクは悲鳴を上げ、ブルーに呼びかけた。
「フフゥン、今、助けるぞォ。待っていろ。ピンク。トッォォーーッ!」
一気に、ジャスティス・ブルーはビル街の屋上からジャンプして、飛び降りてきた。
「おおォッ」野次馬らも驚きの歓声を上げた。少し仰け反る者もいた。
だが残念だ。
もう少し助けに来るのが遅ければ、ジャスティスピンクの露わな巨乳が拝めたと言うのに。助けに来るのが早すぎる。
ジャスティスブルーは怪人たちの前に着地し、そのまま周りの戦闘員らと乱闘を始めた。
「お前らの不埒な悪行ざんまい。このジャスティスブルーの正義の鉄拳が許さない。喰らえェ、電光パンチ!」
ブルーは時代劇のようなことを言って成敗していった。
次々と強烈な電光パンチが戦闘員らに突き刺さっていく。
『ぬウゥ、邪魔者は片づけろ。全員でブルーを殺れェ』
怪人は戦闘員らに命じるが、圧倒的にブルーは強い。
「ギャフン」
「うぎゃァ」
戦闘員たちはブルーのパンチやキックの餌食になった。
あっという間に形勢逆転だ。
「ブルー。行けェ、やっつけろォ」
磔にされ囚われの身のピンクは全身を使って必死に声援を送った。
しかし腕も足も固定されているため動けない。
『うるさい。オイ、ブルー。このピンクがどうなっても良いのか?』
すかさずカニ怪人は大きなハサミでピンクの胸元を裂こうとして威嚇した。
「キャーーッ」またピンクの悲鳴が上がった。
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