塵は塵に、灰は灰に…

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  時の流れは止まらない     それは当然であり必然である…     それは優雅で時に残酷で…      流れから逸脱した者にはあまりにも厳しく…     はかなく光る光すらも消え失せて…     故に塵は塵に、灰は灰に還ることしか出来ないのだ…      せめて灰が流れ着く先は幸福の刻(じかん)であることを…     私の灰が還る場所があの愛しき刻(とき)であることを願わずにはいられない…
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