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なんか凄い事だなぁ!
せんせぇのお話は、解り易くて僕でも充分に理解出来た。
寒くなった地球では、今頃、僕達を避難させてくれた人達の仲間は、どうしているだろう?
「その上で、地球に帰る計画を私達のプロジェクトメンバーが立てるのよ?」
「プ、プロ…」
「プロジェクトメンバー。私達が所属しているのは、コミュニケーション改善プロジェクト」
プロジェクトメンバー…プロジェクト。
せんせぇがゆっくり言ってくれたお陰で、僕はプロジェクトという言葉を覚える事が出来た。
それにしても地球に帰る計画を僕達のプロジェクトが立てるなんて、何だかワクワクする!
「それが皆で仲良く出来る為に他のプロジェクトの人達にも参加してもらうイベントの内容を考えてきてくださいってリーダーは、そう言っていたのよ?」
そっかあ!
じゃあ、難しくても頑張って考えなきゃなぁ!
僕はやる気が一気に出てきた。
「今日リーダーが言っていたことは以上だけど、何か質問とかある?私で良ければ応えるわ」
せんせぇは親切にそう言ってくれたけど、今のお話が凄く解り易くて、質問は特に思い付かなかった。
「いえ!凄く解り易かったです!せんせえ、ありがとー」
「なら、良かったわ。お互い楽しいイベントを考えてきましょうね!」
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