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周りからは「おおー!」と声と拍手が起きた。
全員、話し終わったところで、僕はダイホンの最後の方を読んだ。
「皆さん、素敵な自己紹介をありがとうございます。これからお互いの興味や趣味についてもっと知る為のお茶会の時間になります。さっき植物栽培が大好きだって言ってた千夜香澄さん手作りのハーブティーを用意していますので、楽しい交流をして下さい」
僕は言い切った!
ホッとした時、香澄ちゃんや小川せんせぇ女の人何人かが奥からハーブティーを運んでくる。
僕とチームリーダーさんがいる教壇の上にも香澄ちゃんがハーブティーを2つ置きに来た。
「はい、どうぞ」
「驚きましたね。ここでこんなに温かい物が飲めるとは思いませんでした」
「環境改善プロジェクトが地熱エネルギーの開発に上手くいったお陰です」
確かにここ(火星)は、寒いから温かい飲み物は珍しいかもしれないなぁ。
カップから湯気が出ているハーブティーを見つめながら、鈴木くん達のチームがしてくれたことにありがたく思った。
香澄ちゃんが離れてからリーダーさんが言う。
「良い感じで進行出来てましたよ。私の補佐は要らなかったかもしれませんね」
「ありがとうございます!リーダーさん!」
良い感じでイベントは成功した!
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