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「や……もう……」
後ろを指で、前を口と手でおもちゃにされて、どっちで何回いかされたか分からなくなってた。
「やだ。も、無理」
哀願してもしつこく舌でねぶられて、飽きもせずに自分も反応する。
「んっ。……ん……なあ」
「どうした?」
「……こっちも、触って」
胸の先、自分で弄ってみせると、笑って上の方に体ずらす。
「ああ。こんなに赤く腫らして、かわいそうに」
「ん……っ」
最初は舌先で、それからたっぷり唾液なすりつけるみたいにべろりと舐める。
「気持ちいい?」
「……ん」
「どうして欲しい?舐めるのがいいか、それともこうして指で」
「っあ!」
反対側、指で挟んできゅっと捻り上げる。
「んっ。……どっちも。両方」
「欲張りな子だね。それも可愛いけれど」
「ふぁ……」
頭の中、真っ白になる。
まだ挿れられてもないのに涙と涎でぐちゃぐちゃになった俺の顔見下ろして、微笑む。
頬に手置いて、呟く。
「あんなに何も知らなかったのに、すっかり悪いことを覚えてしまった」
「……あんたが、教えたんだろ」
「……そうだな」
唇重ねて、普段は口でした後はしないのに、ぬるりと深く舌を入れる。
「ん……んぅ」
奥まで入れて、舌の付け根や口蓋舐めて。
まるで俺の中、届くところ全部汚そうとするみたいに。
「んぁ」
濡れた音立てて、奥まで舌絡め合って、胸の先弄られて。
気持ちいいけど、でも足りない。辛い。
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