5

12/14
前へ
/122ページ
次へ
次の日。 「送ってくれてありがとう」 会社の前まで 車で送ってくれた亮平くん。 昨日は あのまま家には帰らず 亮平くんのウチに泊まることになり ベッドの中で寝る直前まで 手を繋ぎ色々な話をしていくうちに 腕枕されてすぐ近くに感じる体温と 規則正しい心音がいつのまにか私を眠りへと誘っていた。 「じゃあ、亮平くんお仕事頑張ってね」 車から降りて 運転席へと 移動してそう伝えれば グッと 後頭部を押され 彼の元に引き寄せられ 私の唇へと触れるだけのキスを落とした亮平くん。 .
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

296人が本棚に入れています
本棚に追加